2023年度 観察会報告

                     
回数   期  日    内    容    
1 4月20日(木)  春の花を見つけよう 
2 5月13日(土)  春のありがとう観察会 
3 5月21日(日)  恵庭公園自然観察会 
                           


春の花を見つけよう(共催)の記録

観察会

(コース)

「春の花を見つけよう」観察会 (共催:野幌森林公園自然ふれあい交流館

(自然ふれあい交流館前庭~エゾユズリハコース折り返し)

開催日時

2023(令和5)年4月20日(木)9:50-11:30

天候

曇(風強し) 最高気温11.7℃ 最低気温5.3℃

参加者数

一般参加者:38人、ボラレン:12人/10班(サポート2)

観察記録

草本

(開花) エンレイソウ、エゾエンゴサク、ミズバショウ、キバナノアマナ、ザゼンソウ、ニリンソウ、
   名残のフクジュソウ、アキタブキ
( 蕾) ミヤマエンレイソウ、オオバナノエンレイソウ
(芽吹)エゾトリカブト、オオウバユリ、オオハナウド、コンロンソウ、セントウソウ、バイケイソウ、
   ミミコウモリ、ヨブスマソウ、マイヅルソウ、レンプクソウ、ルイヨウボタン、サラシナショウマ、
   オオバセンキュウ、コウライテンナンショウ、カノツメソウ

木本

(開花)エゾノキヌヤナギ、オノエヤナギ、エゾノカワヤナギ、カラマツ、ハルニレ、キタコブシ、ナニワズ、
   フッキソウ、ハイイヌガヤ
(芽吹)ナナカマド、カツラ、シウリザクラ、エゾニワトコ(芽吹き&蕾)
(冬芽)キハダ、ハリギリ、シナノキ、ホオノキ、タラノキ、ツルアジサイ

シダ

エゾフユノハナワラビ、オシダ、ジュウモンジシダ

(夏鳥)ウグイス、ヤブサメ、クロツグミ、キジバト、カワラヒワ
(留鳥)ゴジュウカラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、コゲラ、アカゲラのドラミング*鳴き声を含む

その他

※エゾアカガエル、エゾサンショウウオ今年は既にオタマジャクシや幼生に?
下見会等  4月19日(水) ボラレン出席者15人
 9:45:10:00  話題提供:札幌市厚別区・藤吉功/シダ植物
 10:10-11:40  正味90分間を想定した、観察会ガイドのポイントや安全確認など
 4月20日(木)観察会当日、一般参加者配付資料
 ①「自然観察NOW NO.69」:札幌市清田区・春日順雄
  ~ナニワズ(エゾオニシバリ、ナツボウズ)+双眼鏡でも出来る天体観測
 ②「しおり」/自然ふれあい交流館作成~見頃の花など白黒写真10点ほか

感想など

・今季初の自然観察会(共催)。定員30人→50人、案内時間60分→90分に拡大実施。
・30分間の延長で、折り返し点はともかく、ゆったり目のガイドで参加者から好評。
・初めての方や首都圏からの参加者も。ニリンソウや白いエゾエンゴサクに歓喜。
・例年に無く早い春の訪れに、草木たちも夏鳥たちも全ての展開が早まった感。
・陽射しがなく肌寒い風の影響か、蝶や花蜂など昆虫たちの動きは鈍かった。

(記録担当者:藤吉 功)

         
ナニワズ 
 白いエゾエンゴサク ミズバショウ   ヒメイチゲ  20日(木)9:50-10:00「開会式」自然ふれあい交流館前庭


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観察会

(コース)

春のありがとう観察会 (共催:野幌森林公園自然ふれあい交流館

(自然ふれあい交流館前庭~桂コース途中折り返し)

開催日時

2023(令和5)年5月13日(土)9:50-11:30

天候

快晴(微風) 最高気温20.4℃  日最低気温0.9℃

参加者数

一般参加者:34人、ボラレン:10人/6班(サポート4)

観察記録

草本

(開花) オオバナノエンレイソウ、ルイヨウショウマ、ルイヨウボタン、オオタチツボスミレ、ツボスミレ、
   ヒトリシズカ、セントウソウ、レンプクソウ、コウライテンナンショウ、ニリンソウ、
( 蕾 ) ユキザサ、コンロンソウ、オオハナウド、バイケイソウ、マイヅルソウ
(新葉)エゾトリカブト、オオヨモギ、オオウバユリ、ツルニンジン、ミミコウモリ、ヨブスマソウ、サラシナショウマ、
(果実)フクジュソウ、エゾエンゴサク、アキタブキ、

木本

(開花)フッキソウ、ハイイヌガヤ、エゾニワトコ、
(果実)エゾノキヌヤナギ、オノエヤナギ、エゾノカワヤナギ、
(新葉)ナナカマド、カツラ、ツタウルシ、キハダ、ハリギリ、シナノキ、ホオノキ、タラノキ、ツルアジサイ、

シダ

オシダ、ジュウモンジシダ、ホソバシケシダ、

野 鳥

(夏鳥)ウグイス、ヤブサメ、クロツグミ、アオジ、センダイムシクイ、
(留鳥)ゴジュウカラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、コゲラ、アカゲラ   *鳴き声を含む

その他

オオキイロノミハムシ、ハナウドゾウムシなど昆虫。ジムグリも観察。
下見会等  5月12日(金) ボラレン出席者13人
9:45:10:00 話題提供:札幌市厚別区・春日順雄/牧野富太郎のこと
10:10-11:40 正味90分間を想定した、観察会ガイドのポイントや安全確認など
 5月13日(土)観察会当日、一般参加者配付資料
1「自然観察NOW NO.70」:江別市・藤田 潔 ~ニリンソウ
2「しおり」/自然ふれあい交流館作成~見頃の花など白黒写真10点ほか

感想など

・快晴、微風の観察会日和。ウグイスを筆頭に夏鳥のさえずりが賑やかだった。
・全般に開花がとても早く、ルイヨウショウマ、ルイヨウボタンも早々に開花した。
・各班、それぞれに特色あるガイドを繰り広げ、参加者からは好評であった。
・移入種:シラネアオイ・・人為的に種子散布?近年急拡大/注意・啓蒙で紹介。
・ツタウルシ、マダニ、スズメバチのリスクや、園路逸脱防止の注意喚起も。
・ゴミ拾い~通算45回目。マナー向上と関係者の努力で、ゴミはとても少なかった。
・ガイドに熱が入る余り、事前申し合わせからのフライング散見もご愛敬か、反省。

(記録担当者:藤吉 功)

   
オオバナノエンレイソウ  ルイヨウボタン
アキタブキ(雌花)
[ふきのとう]
 オオタチツボスミレ ハナウドゾウムシ   13日(土)9:50-10:00「開会式」自然ふれあい交流館前


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観察会

(コース)

恵庭公園自然観察会 (主催)

(恵庭公園内、ユカンボシ川をまたぎ周回)

開催日時

2023(令和5)年5月21日(日)10:00-12:00

天候

雨(風速11:00、南風4.2m/s) 日最高気温11.0℃ 日最低気温9.2℃

参加者数

一般参加者:10人、ボラレン:6人/2班(サポート4) 下見会延べ9人

観察記録

主なもの

※下見時の確認種を含む

草本

(開花)ニリンソウ、セントウソウ、タネツケバナ、ハコベ、ムラサキケマン、マイヅルソウ、ナズナ、
   ホソバノアマナ、オオアマドコロ、コウライテンナンショウ、ヤブニンジン、タチツボスミレ、
   サクラスミレ、ツボスミレ、コンロンソウ、タニギキョウ、コテングクワガタ、ヘビイチゴ、
   ヒメヘビイチゴ、ミドリニリンソウ、クレソン、レンプクソウ、ミヤマナルコユリ、ミミナグサ、
   オランダミミナグサ、ツルネコノメソウ、セイヨウタンポポ、エゾタンポポ、サッポロスゲ、クサノオウ、ユキザサ
( 蕾)チシマアザミ、オククルマムグラ、バイケイソウ、トケンラン、コケイラン、センボンヤリ、
(新葉)タチギボウシ、トンボソウ、ヒロハノトンボソウ、ミズヒキ、ノダイオウ、ドクゼリ、ミミコウモリ、
   オオウバユリ、ヤブタバコ、ミズヒキ、
(果実)アオミノエンレイソウ、クロミノエンレイソウ、エゾエンゴサク、ヤマネコノメソウ、

木本

(開花)ヤマグワ、エゾニワトコ、ミツバウツギ、フッキソウ
(実生)ドングリの芽生え、
(落下)オニグルミ・雄花穂、ハルニレ・未成熟果実、松ぼっくり
(チョウセンゴヨウ)

シダ

オウレンシダ、ミヤマベニシダ、オシダ、ナツノハナワラビ、トクサ、オシャグジデンダ、イワオモダカ、

野 鳥

ヤブサメ、クロツグミ、センダイムシクイ、*鳴き声を含む。

その他

サッポロマイマイ、エゾマイマイ、オカモノアラガイ、アミガサタケ、ヨシカレハ(蛾幼虫)、
地衣類:ウメノキゴケ、ダイダイゴケ、胞子嚢をつけた苔類

感想など

・雨の日の自然観察会は、雨で生き生きとしたカタツムリに出会えるなど晴れの日とは違う魅力がありました。
 また、雨に濡れた草花や木々は、色や形がはっきりと見えとても美しく感じました。
・ベテラン解説員は植物などの名称にこだわらず、その姿や働きに注目した小道具を用いながら楽しく解説されていました。
・参加者は雨天であることも忘れ気、公園の自然の観察と解説に耳を傾け、夢中で楽しんでおられました。
・公園管理の都合か、つる植物の伐採が目につきました。特に、入口付近の立派なツルマサキが、はかなく枯れてたことには、
 ちょっぴり複雑な心境です。

(記録担当者:藤田潔、蔵谷徳洋)

   
サクラスミレ(前日下見会)  雨で生き生き、エゾマイマイ   参加者のご了解をいただいて出発前に記念撮影


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北海道ボランティア・レンジャー協議会