2022年度 観察会報告
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観察会 (コース) |
「春の花を見つけよう」観察会 (共催:野幌森林公園自然ふれあい交流館 ) (自然ふれあい交流館前庭~エゾユズリハコース折り返し) |
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開催日時 |
令和4年4月21日(木): 9:50~11:00 |
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天候 |
観察会実施時 快晴 (風やや強し) 最高気温19.5℃ 最低気温 4.2℃ |
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参加者数 |
一般参加者:28名 |
ボランティア・レンジャー:13名(うち、サポート2名)/ 下見 13人 |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕フクジュソウ、エゾエンゴサク、ミズバショウ、ザゼンソウ、アキタブキ 〔蕾〕 エンレイソウ 〔芽吹〕エゾトリカブト、オオウバユリ、オオハナウド、コンロンソウ、セントウソウ、バイケイソウ、 |
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木本 |
〔開花〕エゾノキヌヤナギ、オノエヤナギ、エゾノバッコヤナギ、カワヤナギ、カラマツ、ハルニレ、 〔蕾〕 カツラ、シウリザクラ、エゾニワトコ(芽吹き&蓋)、フッキソウ(蕾)、ツルシキミ(蕾) 〔冬芽〕キハダ、ハリギリ、シナノキ、ホオノキ、タラノキ |
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シダ |
エゾフユノハナワラビ、オシダ | ||
鳥 |
〔夏鳥〕 ウグイス、ノビタキ、メジロ、モズ、*クロツグミ 〔留鳥〕 ヒヨドリ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、 コゲラ、ハシブトガラス、トビ* 鳴き声も含みます。 |
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その他 |
エゾアカガエル、エゾサンショウウオ、クジャクチョウ |
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感想など |
1,今年度初の「自然観察会」(自然ふれあい交流館と共催。事前申込定員:30人。)コロナ対策で、少人数の班単位、ガイドは小型マイクを 携行し大きな声は自粛で。 2,短時間のため、お客さんの多様なリクエストをカバーすることは難しかったが各々が創意工夫し、盛りだくさんに参加者のおもてなしに 務め、とても好評であった。 3,森では、本命の春の花々をはじめ、芽吹き、繁殖期を迎え野鳥たちと賑やか。カラ類のほか夏鳥も種数が増えだし、観察会終了後には今季初の クロツグミの声も耳に。 (記録担当者:藤吉) |
エゾニワトコ芽吹き・蕾 | ザゼンソウ | エゾノキヌヤナギ雄花 | 開会式;自然ふれあい交流館前庭 |
観察会 (コース) |
春のありがとう観察会 (共催:野幌森林公園自然ふれあい交流館 ) (自然ふれあい交流館前庭~中央線コース折り返し1.3km) |
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開催日時 |
令和4年5月14日(土): 9:50~11:00 |
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天候 |
観察会実施時 朝、小雨のち曇り(風やや強し) 最高気温16℃ 最低気温 13℃ |
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参加者数 |
一般参加者:16名 |
ボランティア・レンジャー:10名(うち、サポート3名)/ 下見 10人 |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕エゾエンゴサク、エンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、オオタチツボスミレ、クルマバソウ、 〔結実〕アキタブキ、エゾエンゴサク、フクジュソウ、ミズバショウ 〔芽吹〕アワダチソウ、エゾトリカブト、オオアマドコロ、オオウバユリ、オオハナウド、オオハンゴウソウ、 |
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木本 |
〔開花〕イタヤカエデ、キタコブシ、シラカンバ、ハウチワカエデ、ハイイヌガヤ、フッキソウ、ヤチダモ 〔結実〕イヌコリヤナギ、エゾノバッコヤナギ、オノエヤナギ、ハルニレ 〔蕾〕 エゾニワトコ、ツルアジサイ、ナナカマド |
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シダ |
エゾノフユハナワラビ、オシダ、クサソテツ、サカゲイノデ、ジュウモンジシダ、スギナ、ミゾシダ、 ヤマイヌワラビ、ヤマドリゼンマイ |
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鳥 |
ウグイス、キジバト、クロツグミ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、 |
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その他 |
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感想など |
1、ゴミ拾いをしながらの観察会は今回で43回目と伺いました。公園内は驚くほどゴミが少なく、公園利用者のマナーの良さに 常に感心しています。当日は観察会開始前に雨がぱらつき、不安を感じましたが開始後は天候が回復し、楽しい観察会が行うことができました 2、一般の参加者(事前申込者)は16名で7班編成として、ボラレン会員一人がガイドする人数を2~3名としたこで、 新型コロナウイルス感染感染防止対策としての参加者同士の距離を確保して、ゆとりを持ったガイドができたと思います。 3、参加者は今時季、見頃のニリンソウ、エンレイソウ等の他にもこれから咲き誇るであろう草花や新緑の木々等に感動してもらえたようで 特に間近にエゾハルゼミを観察出来たことに驚いていました。 (担当・文責 吉田安正) |
開会式の様子 | 観察会風景1 | 観察会風景2 | オオタチツボスミレ | エゾハルゼミ |
観察会 (コース) |
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開催日時 |
令和4年5月22日(日):10:00~12:00 |
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天候 |
観察会実施時 曇り 気温 ℃ |
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参加者数 |
一般参加者:9名 |
ボランティア・レンジャー:9名 / 下見 7人 |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕オオアマドコロ、ヤブニンジン、セントウソウ、ノハラムラサキ、ニリンソウ、エゾエンゴサク、 |
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木本 |
〔開花〕ヤマグワ、オニグルミ、サワシバ、エゾノウワミズザクラ、ミヤマザクラ、イタヤカエデ、 エゾニワトコ 〔蕾〕アズキナシ、クマイザサ |
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シダ・コケ・キノコ |
クサソテツ、オシダ、ミヤマベニシダ、オウレンシダ、トクサ、イワオモダカ アミガサタケ |
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鳥 |
ヤブサメ、センダイムシクイ、クロツグミ、ウグイス、シジュウカラ |
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その他 |
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感想など |
1、植物に詳しい人が多く、皆さん楽んでました。 2、時間が短い、もっと話が聞きたいとの事 3、駐車場を間違えたので、詳しく掲載してほしい。駅からの時間が違うのでは 。 (記録担当者:小林) |
開会式 | 有毒植物説明 | エゾタンポポ | ホソバノアマナ |
トクサ | ヤマネコノメソウとカタクリハムシ | サクラスミレ | ワニグチソウ |
観察会 (コース) |
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開催日時 |
令和4年5月27日(金):9:00~11:00 |
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天候 |
観察会実施時 雨 気温 18℃ |
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参加者数 |
一般参加者:1名 |
ボランティア・レンジャー:4名 / 下見 6名 |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕エゾノイワハタザオ、エゾタンポポ、エンレイソウ、クルマバソウ、クルマバツクバネソウ、 |
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木本 |
〔開花〕アズキナシ、オオカメノキ、サワシバ、シウリザクラ、チョウセンゴミシ、ツリバナ、ホオノキ 〔蕾〕 エゾニワトコ、オオバスノキ、ミズキ 〔果実〕アカイタヤ、アサダ、イタヤカエデ、カツラ 〔芽吹きなど〕ウリノキ、エゾアジサイ |
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シダ・コケ・キノコ |
イヌワラビ、イヌガンソク、ジュウモンジシダ、メシダ、 タモギダケ、サルノコシカケ |
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鳥 |
キビタキ、シジュウカラ、センダイムシクイ、ハシブトカラス |
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その他 |
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感想など |
1、曇天の中、降雨の予報。参加者1名来られたので、途中引き返す事を連絡の上スタート。 2、馬の背時点で雨が激しくなり引き返しました。 (記録担当者:富山) |
シウリザクラ | サルメンエビネ | タモギタケ |
観察会 (コース) |
森の新緑観察会(共催:野幌森林公園自然ふれあい交流館) (自然ふれあい交流館前庭~大沢コース、 折り返し) |
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開催日時 |
令和4年6月9日 (木) 9:50~11:00 |
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天候 |
観察会実施時 快晴 (微風) 気温 最高気温18.6℃ 最低気温 9.6℃ |
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参加者数 |
一般参加者:21名 |
ボランティア・レンジャー:12名(うち、サポート3名) |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕バイケイソウ、オオハナウド、 チシマアザミ、 ヒメヘビイチゴ、 |
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木本 |
〔開花〕ホオノキ、ミズキ、ツタウルシ 〔蕾〕 ノリウツギ、シナノキ、ツルアジサイ 〔果実〕イタヤカエデ、ナナカマド、エゾニワトコ、カツラ、キタコブシ、 シウリザクラ、シラカンバ、ケヤマハンノキ、ヤマグワ |
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シダ |
オシダ | ||
鳥 |
〔夏鳥〕センダイムシクイ、ツツドリ、キビタキ |
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その他 |
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感想など |
1、6月に入り連日”リラ冷え”も、当日はカラリと晴れ渡り、まさに「自然観察会日和」。 木漏れ日とエゾハルゼミの大合奏に癒やされる観察会であった。 2、コロナ対策で、少人数の班単位、各ガイドは小型マイクを携行で大声を出さず対応。 3、参加者は、サイハイランに感動、満開のバイケイソウはまさに当たり年。バッタ類の幼虫やシャクガも随所に。 広場には、ブルーリストのヒトフサニワゼキショウも。 3、前日の下見会で葉陰に休むスズメガ科ヒメクチバスズメを発見。食草のシナノキ間近、羽化したての成虫か。 密生する微毛がステルス機能といわれることに得心した。 4、短時間であることや木々の葉が生い茂ったため、野鳥の確認は、とても少なかった。 5、反省点/解説に夢中になりコースから逸脱するケースが。 一般客もつられる! (記録担当者:春日順雄、藤吉 功/写真協力:渡辺健策) |
自然ふれあい交流館前庭 | スズメガ科ヒメクチバスズメ | アヤメ科ヒトフサニワゼキショウ | 反省会: お疲れ様でした |
観察会 (コース) |
前田森林公園自然観察会(主催) | ||
開催日時 |
令和4年6月12日 (日)10:00~12:40 |
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天候 |
観察会実施時 晴 (微風) 気温 最高気温16.9℃ 最低気温11.0℃ |
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参加者数 |
一般参加者:11名 |
ボランティア・レンジャー:6名(6/11 下見会7名) |
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観察記録 |
1、ボラレン初の観察会 |
ボラレンのメイン活動拠点はいうまでもなく野幌森林公園、 前田森林公園は同じ(森林公園)の名をもつが、成り立ちから違い、 自然度でも植生の豊かさでもとても追いつけないと言われる。 |
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2、 ヤナギ科ヤマナラシ属の見比べ |
<自生種> ヤマナラシ: 葉柄が左右から圧平されて薄く、僅かな風で揺れサラサラと音を立てる。 それで「山鳴らし」の名がつく。 ダンボール等が利用される前には、リンゴ箱等に利用され 「箱ヤナギ」 の別名でも呼ばれる。 ・ドロノキ: 樹皮などヤマナラシに良く似るが、 葉は楕円形で区別がつく。 <外来種 > ギンドロ : 葉裏に綿毛が密生し銀白色になる。 「裏白ハコヤナギ」 の別名も。 ポプラ:イタリアポプラ、 黒ポプラとも呼ばれ、 製紙会社がいろいろ改良品種をつくりだした。 ヤナギ科の樹は全て雌雄異株で、普通雄株と雌株の見分けはできないが、ポプラの場合は見分けられるという。 雄株は枝が立って縦一直線の樹形となり、 雌株は多少とも枝を横に拡げる。 |
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3、ドングリの成る樹 |
<ドングリの定義> 「ドングリ」は正式な植物用語ではなく、定義は不定。 定義の一案 : 殻斗つきの堅果→ブナ科の果実 <殻斗の種類> ・屋根瓦タイプ: ミズナラ、コナラ ・イガ座布団タイプ (アフロヘア型) : カシワ、クヌギ ・リングタイプ : アラカシ、シラカシ (北海道には自生しない) ・割れるタイプ : スダジイ (本州)、 クリ、 ブナ (北海道) <ドングリの成熟期間> ・1年型: 春の花が年内に成熟 (ミズナラ、コナラなど)、 当年枝の先端につく。 ・2年型 : 春の花が翌年秋に成熟 (アカナラ、クヌギなど)、 前年枝につく。 |
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4、葉のつき方 |
・互生 : シタカンバなど |
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5、エゾマツとアカエゾマツ |
・葉の断面: アカエゾマツは菱形で指の間で転がせる。エゾマツは扁平で指の間で転がせない。 ・材質:エゾマツは成長が早く材質は普通。アカエゾマツは成長が遅い代わりに年輪が均一で強度は高く、ピアノの響板、ヴァイオリンの表板などに利用される。 |
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6、マツの仲間の葉 | ・2葉松 : アカマツ、クロマツ ・3葉松:リギダマツ (北米原産)、 球果 (松かさ)の鱗片(種鱗)に鋭い刺がつく。 ・5葉松:ゴヨウマツ、キタゴヨウ ・薬は短枝につく。 2本、3本、5本の形での落ちたものは、 落ち葉ではなく 「落枝」ということになる。 |
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7、典型的なパイオニア植物 シラカンバ |
・翼果が風に乗って運ばれ、山火事跡、がけ崩れ跡など「撹乱地」に真っ先に進出、新たに純林をつくる ・シラカンバの種子には芽出しのタイミングを計る 「埋土種子」 の特技があり撹乱地で芽出し。 ・パイオニアの役割を果たすが、 昆虫 (ゴマダラカミキリなど) に弱く、寿命は短い。 後発樹種と選手交代。 |
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8、クルミの仲間 | ・オニグルミ : 羽状複葉 (小葉は幅狭で十数個)、 雌しべの柱頭は赤。殻は堅い。 ・テウチグルミ : 羽状複葉 (小葉は丸みあるで7個前後)、 雌しべの柱頭は淡黄緑。 殻は強度が低い。 |
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9、ライラック (紫ハシドイ)と ハシドイ |
・ムラサキハシドイ: 低木、花は紫色。 ・ハシドイ: 小高木、花は白色。 「ハシドイ蜜」は香りの強い個性的な風味と言われる。 |
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10、カエデの仲間 | <自生種> ・ヤマモミジ、ハウチワカエデ: 葉は浅裂、 縁に鋸歯あり。 ・イタヤカエデ、アカイタヤ : 葉は浅裂、 縁に鋸歯なし。 <外来種> ・トウカエデ : 中国原産、葉は3中裂。 ・ネグンドカエデ: 北米原産、 雌雄異株、 葉は奇数羽状複葉 (トネリコ : アオダモに似る) → 「トネリコバノカエデ」 の別名。 ・サトウカエデ : 北米原産、葉の形: カナダ国旗のデザイン、 樹液は糖度が高い (Mシロップ)。 |
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11、ハルニレの仲間 | ハルニレとオヒョウ: 葉の比較、 果実の比較。 繊維は強く織物に利用される。 (オヒョウ: アツシ織) 繊維の丈夫さ:エゾシカの食害を招く (効率よく剥きあげられる)。 ・コブニレ: ハルニレの小枝にコルク質の翼がつく (1変種扱い)。 |
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12、ナナカマドの仲間 | (ナナカマドとアズキナシは同じナナカマド属、 ホザキナナカマドは別属)。 ・ナナカマド : 葉は複葉、樹皮は横筋形 (皮目の状態)、花序は密集形、果実は球形の液果。 ・アズキナシ : 葉は単葉、 樹皮は縦筋形、 花序はやや疎ら、果実は俵形。 ・ホザキナナカマド : 葉は似るが別属(ホザキナナカマド属)、円錐花序、 果実は袋果 (乾果)。 |
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13、ツリバナの仲間 | ・ツリバナ:花は5数性、 果実は球形で稜も翼もない。 ・オオツリバナ:花は5数性と4数性が混じる。果実は球形で稜がつく。 ・ヒロハツリバナ 花は4数性、 球形の果実に発達した翼がつく。 |
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14、シナノキとオオバボダイジュ | ・葉や果実は普通オオバボダイジュの方が大きくなる。 ただし双方に個体差あり。 ・両者を見分けるポイントは毛の有無 (冬芽、葉、 果実)、 オオバボダイジュに毛が多い。 ・花序は苞葉の中央から伸び出す (葉上生)。 花序軸と苞葉の主脈が一部合着する。 |
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15、「ウツギ」 いろいろ | 「○○ウツギ」は6科10属30種あり。 タニウツギ、ノリウツギ、 バイカウツギ |
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16、 個々の樹木 | ・プラタナス : 花 (雌雄異花) の様子、 葉柄内芽のこと、パッチ状に剥がれる樹皮。 ・アオダモ : 雌雄異株、 雌株には幼果実。樹皮成分はアイヌの刺青の際の消毒薬に。樹皮は平滑系で地衣類がつき易い、材は軽く、強度、 粘りがあり野球のバットに最適、 それ用に栽培されることも。 イヌエンジュ : 印象的な芽ぶき、薬用にならないので 「犬」の名がつく。床柱として人気、有用である。 ・ウワミズザクラ : ブラシ状の花序、 幼果実は食用に、熟すと逆に苦くなる珍しい例。 |
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(記録担当者:手稲区/原田 和彦) |
観察会 (コース) |
苫小牧緑ヶ丘公園観察会(主催) (金太郎の池駐車場~湖畔、折り返し) |
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開催日時 |
令和4年6月19日 (日) 10:00~12:00 |
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天候 |
観察会実施時 薄曇り(微風) 気温 最高気温17.2℃ 最低気温 15.0℃ |
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参加者数 |
一般参加者:8名 |
ボランティア・レンジャー:4名(うち、サポート3名) |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕コウリンタンポポ、シロツメクサ、フランスギク、フトイ、ノハラムラサキ、 |
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木本 |
〔開花〕ホオノキ、クロマツ、 〔果実〕ナナカマド、カシワ、ミズナラ、サワシバ、ハンノキ、カラマツ、ヤマモミジ、 〔他〕 ドロノキ、ニオイヒバ、シダレカツラ、ツルウメモドキ (蔓)、 |
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シダ |
オシダ、ヤマドリゼンマイ、 | ||
野鳥 |
〔夏鳥〕オオジシギ、ウグイス |
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その他 |
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感想など |
1、今回の観察会の舞台は、 苫小牧在住の谷口会員のホームグラウンド。 約1週間前、地元紙に開催案内が掲載されるなどして、8人のお客様を迎えて開催された。 2、場所柄か、外来種も多く、幾度も刈り込まれながらも健気に花を付ける逞しさも。 3、まず、足許の” 雑草” と一括りにされる植物たちに目を向け、丁寧な解説が加わり、参加者からも次々と質問が飛び交う、 いわば双方向の濃密な観察会となった。 4、時に、静寂を切り裂くオオジシギのディスプレイ音に耳を向け、遠く南半球オーストラリアやタスマニヤから繁殖のため渡りを 行うその生態や、マガモ (オス) の鮮やかな繁殖羽のこと、池畔の植物からエゾシカの食害にも思いを馳せ充実の時間が。 (担当: 谷口勇五郎、 記録 : 藤吉 功) |
開会式 | 解説・スズメノヤリ | ウスベニツメクサ | オオヤマフスマ |
ホオノキ 雌期~雄期に | キショウブ | クロマツ | ハンノキの幹 ハンノキハムシと地衣類 |
観察会 (コース) |
三角山登山観察会(主催) (山の手入口~二人静の散歩道~山頂~哲学の道~出発地) |
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開催日時 |
2022(令和4)年7月1日 (金) 10:00~12:30 |
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天候 |
観察会実施時 曇りのち晴れ~にわか雨(微風) 気温 最高気温24.1℃ 最低気温 16.9℃ |
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参加者数 |
一般参加者:13名 |
ボランティア・レンジャー:6名 (6/30下見会;6名) |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕アマニュウ、ダイコンソウ、オオダイコンソウ、エゾスズラン、エゾタツナミソウ、 |
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木本 |
〔開花〕イボタノキ、ウリノキ、イワガラミ、エゾアジサイ、ヤマウルシ、ノイバラ、 アクシバ、コクワ、 〔果実〕ミヤマガマズミ、イタヤカエデ、オニグルミ、ヤマグワ、アサダ、サワシバ、ミツバウツギ、 ヤチダモ、ハクウンボク、ツノハシバミ、シウリザクラ、 〔蕾〕 マタタビ、ノリウツギ、ニワウルシ、 〔他〕 ツタウルシ、エゾユズリハ、ヤマナラシ、ヌルデ、ドロノキ、 |
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シダ |
ナツノハナワラビ、ジュウモンジシダ、コタニワタリ、オシダ、 | ||
野鳥 |
〔夏鳥〕キビタキ、ヤブサメ |
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生き物 |
ダンゴムシ、セセリチョウの仲間、サカハチョウ、 |
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感想など |
1、3/31勃発の冬眠ヒグマによる人身事故後、閉鎖の登山道は5/9から解除された。 2、蝦夷梅雨のような天候明けの高温多湿のなか、準備運動とこまめな給水に留意。 3、エゾシカによると思われるオオウバユリやアカソなど植物たちの食害が目立つ。 4、思いのほか参加者が多く嬉しいことでした。また、怪我もなく無事に終えることができて良かったです。 (担当:菅 美紀子、藤吉 功) |
ウリノキ | 三角山(標高311.07m) 山頂での記念写真 |
ギンリョウソウ | |
ツノハシバミ | アマニュウ | ヒメマイマイ | シラネアオイ |
観察会 (コース) |
西岡水源地自然観察会(主催) (管理事務所~修景広場~湖畔広場~マガモコース~アクシバコース〜 なかよし通り~わらび木道~内側木道〜すみれコース~ 出発地) |
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開催日時 |
2022(令和4)年7月9日 (土) 10:00~12:15 |
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天候 |
観察会実施時 曇り時々晴れ (微風) 気温 最高気温29.8℃ 最低気温17.7℃ |
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参加者数 |
一般参加者:14名 |
ボランティア・レンジャー:9名 (7/8下見会;12名) |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕シャクジョウソウ、ヒメジオン、 キツリフネ、 ドクゼリ、 クサフジ、ハエドクソウ、 |
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木本 |
〔開花〕アクシバ、ノリウツギ、マタタビ、 イボタノキ、 〔果実〕ヤチダモ、ヤマグワ、ナニワズ、ヤマウルシ、ハイイヌガヤ 〔蕾〕 イワガラミ、 〔他〕 ツルウメモドキ、 ケヤマハンノキ、ホオノキ、ツタウルシ、ヤマブドウ、コシアブラ、 アズキナシ、シナノキ、トドマツ、 |
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シダ |
ヤマイヌワラビ、 ヤマドリゼンマイ ワラビ、 ヒメシダ、 ゼンマイ、イヌガンソク、 ※キノコ:テングタケ |
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野鳥 |
〔夏鳥〕オオルリ、キビタキ キジバト、 ハリオアマツバメ、ウグイス、 |
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生き物 |
コミスジ、モノサシトンボ、 マイマイガ幼虫、 |
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感想など |
1、天候に恵まれて楽しく過ごすことができました。 2、オニノヤガラが沢山あり、大小さまざま、 成長も蕾、 花などの段階が随所にあって、 今日は”オニノヤガラ・デー” でした。 3、参加者から、『野幌森林公園への公共交通のアクセスが良くない (バス減便?)ので、 西岡の方が参加しやすい。』との声があった。 (担当:宮津京子、 吉田京子、 加藤正樹) |
開会式 (於; 西岡公園管理事務所前) |
シャクジョウソウ | ウメガサソウ | イチヤクソウ | ||
アクシバ | ヒトツバ イチヤクソウ |
ナニワズ | オニノヤガラ | マイマイガ幼虫 | ハリオアマツバメ |
観察会 (コース) |
苫小牧緑ヶ丘公園観察会(主催) (金太郎の池駐車場~湖畔折り返し) |
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開催日時 |
2022(令和4)年8月21日 (日) 10:00~12:00 |
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天候 |
観察会実施時 快晴(微風) 気温 最高気温27.0℃ 最低気温 15.5℃ |
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参加者数 |
一般参加者:12名 |
ボランティア・レンジャー:5名(うち、サポート4名) |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕ネジバナ、ゲンノショウコ、シロツメグサ、ミズヒキ、ヒヨドリバナ、ヒメジョオン、 |
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木本 |
〔開花〕ホザキシモツケ、ノリウツギ 〔果実〕ナナカマド、クロマツ、ミズナラ、サワシバ、ケヤマハンノキ、ハンノキ、ホオノキ、 カラマツ 〔他〕 ドロノキ、ニオイヒバ、イタヤカエデ |
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シダ |
オシダ、 | ||
野鳥 |
〔水鳥〕マガモ、オオセグロカモメ、カワウ |
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その他 |
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感想など |
1)まだ盛夏の名残を思わせる快晴のもと、苫小牧市及び白老町から合わせて12人のお客様をお迎えし、地元在住会員2名+札幌3名が参加し、 ソーシャルディスタンスに配慮しつつ観察会となった。 2)中には、野鳥やキノコなどに詳しい参加者もいて、次々と質問や解説が飛び交う、いわば双方向の楽しい観察会が繰り広げられた。 3)姿は見えないが、時折カエルやセミの声も耳に心地よく、 水面には時節柄エクリプス姿のマガモ(メスと見まごう非繁殖期のオスたち、 嘴の黄色が識別ポイント)のほか、カワウの飛翔と食事ショーを間近に観察することができた。 4)池の中ほどには、 大きなミシシッピアカミミガメたちが岩の上で甲羅千しをする光景も。かって、お祭りの夜店などでペット用に 売られていた小さなミドリガメがいつしか自然界に放たれたものと推測され、” 外来生物問題" は悩ましい。 (担当: 谷口勇五郎、 記録 :榎戸克美、藤吉 功) |
開会式は緑陰で | 観察風景 | マガモ♂(エクリプス) | カワウの食事ショー |
ミシシッピアカミミガメ | ネジバナ | ウラムラサキ | ハンゴンソウ |
秋の花でにぎわう森を歩こう観察会(共済) (自然ふれあい交流館前庭~エゾユズリハコース折り返し) |
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開催日時 |
2022(令和4年)9月3日(土) 9:50~11:00 |
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天候 |
観察会実施時 曇り (微風) 気温 最高気温26.0℃ 最低気温15.0℃ |
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参加者数 |
一般参加者:26名 |
ボランティア・レンジャー:12名 ( うち、サポート3名) |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕イヌタデ、エゾトリカブト、エゾノコンギク、オオアワダチソウ、オオイタドリ、オオバコ、 |
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木本 |
〔開花〕エゾヤマハギ 〔結実・葉だけ〕イタヤカエデ、イヌコリヤナギ、ウダイカンバ、エゾノバッコヤナギ、エゾノキヌヤナギ、 エゾニワトコ、オノエヤナギ、キタコブシ、シラカンバ、ツタウルシ、ツルアジサイ、 ツルウメモドキ、ナナカマド、ナニワズ、ハリギリ、ハルニレ、ホウノキ、マユミ、ミズナラ、 ヤマモミジ |
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シダ |
エゾフユノハナワラビ、オシダ、オオメシダ、コウヤワラビ、ジュウモンジシダ、ミゾシダ、ワラビ | ||
野鳥 |
鳴き声は聞こえましたが特定できませんでした。 | ||
昆虫等 |
ヒョウモンチョウの仲間、モンクロシャチホコ、ミドリヒョウモン |
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感想など |
・天候に恵まれ、秋の控えめな花々や知らず知らずに衣服にくっついてくる、ひっつき虫に満喫し、 まさに、『秋の花でにぎわう森を歩こう』観察会を楽しく過ごすことが出来ました。 ・観察会終了後、次回10 月の観察会の事前予約をされた参加者がいました。とても、うれしく感じました。 ・残念なことに、時間が短く、草花に夢中になっていたのか野鳥の確認はできませんでした。 担当:藤田潔、吉田安正(報告:吉田) |
開会式 自然ふれあい交流館前庭 |
エゾトリカブト | オオアワダチソウ | ミゾソバ | ヤブハギ |
ノラニンジン (アン王女のレース) |
ヤブマメ | ゲンノショウコ | ヒョウモンチョウの仲間 | ノシメトンボ |
秋の匂いをかごう観察会(共済) (自然ふれあい交流館前庭~桂コース折り返し) |
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開催日時 |
2022(令和4年)10月1日(土) 9:50~11:00 |
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天候 |
観察会実施時 晴 気温 最高気温26℃ |
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参加者数 |
一般参加者:28名 申込30名 |
ボランティア・レンジャー:13名 ( 下見10名)両日のボラレン参加者は8名 |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕ブタナ、トリカブト、アカツメクサ、ミゾソバ、ゴボウ、セイタカアワダチソウ、バリノギク、 |
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木本 |
〔果実〕ナナカマド、ヤチダモ、ハリギリ、イタヤカエデ |
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シダ、コケ |
フユノハナワラビ、ジュウモンジシダ、オシダ、ミヤマベニシダ、コウヤワラゾシダ、ミヤマベニシダ | ||
鳥 | |||
その他 |
ナニワズ新葉、サッポロマイマイの木登り、エゾジカの食害(オオウバユリ、ツリフネソウ) |
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感想など |
遠く岩内からの家族の参加。夫婦の参加も結構いた。 新谷さんが久々に顔を見せてくれた。 今年度の新入会員4人のうち、2人が当日参加 担当:小林 |
晩秋の森観察会 (野幌森林公園大沢口~大沢コース~志文別線~エゾユズリハ) |
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開催日時 |
2022(令和4年)10月16日(日) 9:30~12:10 |
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天候 |
晴(微風) 最高気温18.9℃ 最低気温7.5℃ | ||
参加者数 |
一般参加者:24名 |
ボラレン:14人(前日下見会12人) |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕ヒメジョオン、ハルジオン、ユウゼンギク、ネバリノギク、イヌタデ、ハナタデ、 |
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木本 |
〔果実〕ツルウメモドキ、ツタウルシ、エゾユズリハ、サワシバ、チョウセンゴミシ、ミツバウツギ、 ホオノキ、ツルシキミ、フッキソウ、コナラ、アサダ、イワガラミ、エゾヤマハギ、クリ、 ツリバナ、ミズナラ、 〔紅葉・黄葉〕ハウチワカエデ、カツラ、ツタウルシ、ツルアジサイ、ミヤマザクラ、エゾヤマザクラ、 ハリギリ、ヌルデ、ノリウツギ、ヤマモミジ、オオモミジ、オオカメノキ、ホオノキ、 〔他〕ヤマグワ、アカイタヤ、イボタノキ、ハシドイ、コシアブラ、 〔冬芽〕オオカメノキ、ニガキ、キタコブシ、 |
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シダ 類 |
ヤマドリゼンマイ、オシダ、オシャクジデンダ、フユノハナワラビ、 | ||
野鳥 |
ヤマガラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマゲラ、アカゲラ、ヒヨドリ | ||
その他 |
サッポロマイマイ、エゾマイマイ、オカモノアラガイ、ヨモギハシロケタマフシ、ホコリタケ、 カワラタケの仲間、チチタケ、アキアカネ |
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感想など |
1 野幌の森で唯一の主催自然観察会とあって、一般参加者も会員もたくさん駆けつけてくれ大盛況であった。 下見に新谷会員、当日は新人の中村、細川両会員も。 2 晩秋の森をキーワードに、各班共通の観察ポイントや参加者との対話重視を申し合わせ、従前のロングコースから変更した 比較的フラットな2.7Kmを2時間余りでゆったりと周回。事故や怪我もなく、顧客満足度の高い観察会であった。 例)ハウチワカエデ、エゾヤマザクラ(紅葉)、ツタウルシ(紅葉、注意喚起)、カツラ(黄葉、匂い)、赤や白の果実、 ツチアケビ(踏み跡からマナー喚起) 3 事後ミーティングでは、コース設定が良かった。駐車場の事情から開始時間も適切であった。来期は、晩秋に加え、 花の季節にも主催観察会を計画できないか。 4 会員の参加が多かったことから、複数配置や遊軍的に各班の対応状況や安全確保など、全般にわたって目配せすることができた。 (担当:小林英世、藤吉功、協力:蔵谷徳洋、吉田安) |
開会時、注意事項説明 | ヤマグワ、葉の特徴解説 | キノコの特徴を解説 | ツタウルシの紅葉と果実 |
フッキソウ | ムカゴイラクサ | アキアカネ | ツチアケビ | コウライテンナンショウ とメノコツチハンミョウ |
秋のありがとう観察会(共済) (自然ふれあい交流館前庭~ふれあいコース折り返し) |
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開催日時 |
2022(令和4年)11月5日(土) 9:50~11:00 |
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天候 |
曇り 最高気温9.0℃ 最低気温3.0℃ | ||
参加者数 |
一般参加者:15名 |
ボラレン:16人(うち、サポート9名) |
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観察記録 |
草本 |
〔開花〕ヒメジョオン、ムラサキツメクサ、ユウゼンギク |
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木本 |
〔紅葉〕ヤマモミジ 〔黄葉〕アカイタヤ、イタヤカエデ、カラマツ、コシアブラ、ハリギリ、 〔褐葉〕ミズナラ 〔緑葉のまま落葉〕ケヤマハンノキ、ハンノキ 〔結実・冬芽・他〕アキグミ、イヌコリヤナギ、エゾノバッコヤナギ、オニグルミ、カラマツ、 キタコブシ、コマユミ、サルナシ、シラカンバ、タラノキ、ツタウルシ、ツリバナ、 ツルマサキ、ツルウメモドキ、ドロノキ、ナワシロイチゴ、ノリウツギ、ハリギリ、 ハルニレ、ミズキ、ミズナラ、ヤチダモ、ヤドリギ、ヤマグワ、ヤマブドウ |
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シダ |
ワラビ | ||
野鳥 |
アカゲラ、コゲラ、シジュウカラ、ハシブガラス、ヒヨドリ*鳴き声も含みます。 | ||
昆虫等 |
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感想など |
1 気温が低く、少し肌寒い中、15名の一般参加者が集まりました。これに対しボラレン会員は16名参加し、 7班編成で1班当たり2~3名で参加者には満足のいく案内ができたと思います。 2 ゴミ拾い観察会は今回44回目、僅かなゴミは有りましたが公園内は大変きれいに利用されており、公園来訪者のマナーの 良さに常に感心します。 3 百年記念塔の解体工事が近日中に着工されると伺いました。観察会コースから、その雄姿が確認できましたが、 見慣れた景色がこれで最後かと思うと寂しい思いがします。 担当:富山、吉田(報告:吉田) |
開会式:自然ふれあい交流館前庭 | ガガイモの果実 | ヤチダモの果実 | ウメノキゴケ |
キタコブシの冬芽 | クワコの繭 | オニグルミの冬芽と葉痕 | スズメバチの巣 |
円山登山観察会(主催) | |||
開催日時 |
2023(令和5年)1月8日(日) 10:00~12:15 |
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天候 |
晴 気温 ー6℃ | ||
参加者数 |
一般参加者:11名 |
ボラレン:5名 |
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観察記録 |
木本 |
アズキナシ、エゾヤマザクラ、シウリザクラ、イタヤカエデ、オオバボダジュ、カツラ、キタコブシ、 シナノキ、シラカンバ、ハウチワカエデ、ホオノキ、ミズナラ 〔冬芽〕オニグルミ、シウリザクラ、アオダモ |
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野鳥 |
アカゲラ、ハシブトガラス、ヤマゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ * 鳴き声も含みます。 |
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昆虫 |
特定の木には特定の美しい蝶が卵を産み付けるというような話をしました。) |
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感想など |
1,天候は悪くなかったのですが、寒さのせいか一般参加者が今一つ増えずボラレン会員ももう少し参加者が欲しいところです。 ただし今回の一般参加者は初めての方が目につきました。 2,当日道新の朝刊に冬芽の記事が載っており、事務局がコピーを用意してくれましたでオニグルミの冬芽をじっくりと観察できました。 3,頂上ではこれが見納めになると野幌記念塔を皆で眺めましたが何と東側にはくっきりと北広島のドームが姿を現していました。 担当:藤田 潔 |
円山登山口にて | 東側眺望(北海道ボールパーク) |
森の中で春を探そう観察会(共催) (自然ふれあい交流館前庭~エゾユズリハコース折り返し) |
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開催日時 |
2023(令和5年)3月16日(木) 9:50~11:00 |
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天候 |
曇りのち小雨(風強し) 最高気温 5.7℃ | ||
参加者数 |
一般参加者:20名 |
ボラレン:8人(下見11名) |
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観察記録 |
春を見つけたこと | ・雪解けが早い ・根開きがイッパイ見られた ・歩道脇の溝の水たまりに春を見つけた ・小川の流れの音を聞くことができた ・雪はザラメ雪だった ・ナニワズとエゾフユノナワラビを見つけた ・クモが動き回っていた ・エゾノバッコヤナギ、オノエヤナギが開花していた ・エゾニワトコの芽が動いていた ・キタコブシの花芽が大きくなってきた ・フキノトウとミズバショウの芽を見た ・下見の時にレンジャクがヤドリギに群がっていた、そして水浴びをしていた ・コケの仲間は胞子体を立ち上げていた |
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木本 | 冬芽の観察をした(芽はまだ硬い) ハリギリ、ミズナラ、イタヤカエデ、アカイタヤ、ナナカマド、シラカンバ、カツラ、ヤマブドウ、 ツタウルシ、ツルアジサイ、イワガラミ、ヤマグワ、ハルニレ、シウリザクラなど |
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感想など |
この時期は五感を使うには最適です ・水たまりがあって、雪から水滴が落ちていた。音が聞こえた。 ・小さな流れだったが、水の流れる音を聞いた。 ・ザラメ雪を握りしめて感触を楽しむ 等 担当:春日順雄 |
観察会風景 | コケの胞子体 | ツルアジサイ付着根 | ツルアジサイ |