2016年度活動記録
・キノコ研修会
・オホーツク支部秋季研修会
・むかわ研修
・特定外来生物オオハンゴンソウ駆除


2016年キノコ研修会

9月27日(火) 
      場所: 当別町の道民森(月形地区)
      時間: 午前10時~12時で実施しました。

      参加者: 10名

      講師: 松原健一氏(ボラレン会員)

   当日はほんとうにお世話になりました。ありがとうございました。

    天気に恵まれ、初秋の里山で実りある研修ができました。

  (1)見られたキノコ

      ボリボリ(大発生していました)、タマウラベニタケ、サケツバタケ、モリノカレバタケ、キツネノカラカサ
      クロサカズキシメジ、アシグロタケ

     松原さんがボリボリの生態や発生場所、タマウラベニタケとの関係などを説明して下さいました。

     また昼食時にはキノコ汁まで用意してくださり、一同美味しくいただきました。本当にありがとうございました。
 

  (2)見られた植物
          ミヤマタニタデ、ウワバミソウ(ミズ)、オオバタネツケバナ、イヌタデ、アキノウナギツカミ、ミゾソバ
        マムシグサ、ミゾホオズキ、ミヤマニガウリ、ムカゴイラクサ、シロザ、ジャゴケの仲間、巨大なクサソテツの胞子葉      など

     

    参加の皆様お疲れ様でした。

 

       研修部 菅美紀子






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北海道ボランティア・レンジャー協議会 オホーツク支部秋季研修会

  9月17、18日開催のオホーツク支部秋季研修会について報告します。

 小雨模様の天気で17日と18日の予定を交換しての研修になりましたがオホーツク支部の皆様のおかげで実りある楽しい研修が できました。

 オホーツク支部の皆様ありがとうございます。

 (1)17日はオケクラフトセンターと留辺蘂山の水族館を見学しました。魚に詳しい会員もいらして楽しいお話を聞くことが   できました。

 (2)18日は置戸町字春日の「春日風穴」の現地研修

   ここは北海道の「学術自然保護区」になっていて風穴に行く途中に苔の群生地があり素晴らしい眺めでした。

   エゾマツ、アカエゾマツ、トドマツなどの針葉樹林の林床にはササがほとんどなくエゾムラサキツツジ、ハクサンシャクナ   ゲが生育していました。

    草本ではベニバナシャクヤク(群生)、ミヤマハンショウヅル、ゴゼンタチバナ(群生)、ツバメオモト、アカミノルイ   ヨウショウマ、サカネランの花がらなどが見られました。

    ナキウサギの姿は残念ながら見ることができず鳴き声のみでした。

    風穴の周りには見事なハナゴケの群落もありました。

     参加者はオホーツク支部4人、十勝、富良野、札幌からの参加者10人でした。

 

   研修部  菅美紀子

 




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2016年むかわ研修会

1 7月22日(金)曇り

 午後1時~3時30分

 案内人 門村徳男さん

 参加者 8人
  一日目はボラレン会員の門村さんの案内で野鳥や海浜の植物を観察しました。

  タンチョウの親子連れやショウドウツバメの営巣など貴重なものを見ることができ感激でした。

2 7月23日(土)晴れ 予報は20°位とのことでしたがとても暑かったです。

   午前9時~12時 二日目は鵡川河口人口干潟内の除草作業に参加しました。

  ネイチャー研究会inむかわの鵡川河口人口干潟内除草作業

 ボラレン参加者5名 総勢は44名(鵡川高校、役場職員、室蘭開発建設部、他)

 ネイチャーin むかわの代表小山内恵子さん、門村徳男さん(今回の案内人)はお世話役でこの除草作業に取り組んでいました。 両名ともボラレン会員です。ひたむきに取り組んでいる姿に感じ入りました。 

  

  研修部 菅美紀子


    初日の観察会で見られたもの

         研修会場所

鵡川海浜と田園地帯

開催日時

平成28年7月22日(金)13:00~15:30

天候

曇り18℃

参加者数

ボラレン 8人

観察記録

草本

 

〔開花〕コメツブウマゴヤシ、ミヤコグサ、ハマエンドウ、ハマボウフウ、メマツヨイグサ、
    ナミキソウ、ノコギリソウ、エゾカワラナデシコ、マツヨイセンノウ、シロバナシナガワハギ
    カワラマツバの仲間、ムシトリナデシコ、ヘラバヒメジオン、アラゲハンゴンソウ、シカギク
    ハマニガナ、ハマヒルガオ、ムラサキウマゴヤシ、キツネノボタン、ヒロハクサフジ

〔蕾〕ハマアカザ、ガガイモ、ガマ

[葉] シロヨモギ、ウンラン、オトコヨモギ、ハチジョウナ、オカヒジキ

〔果実〕ハマムギ、コウボウムギ、イソスミレ、コウボウシバ

*イネ科のイワノガリヤス、レッドトップ。カヤツリグサ科のフトイ、サンカクイなど

木本

〔開花〕 ハマナス                                     

〔蕾〕 イタチハギ
〔果実〕ナワシロイチゴ、ツルウメモトギ         

鳥

タンチョウ、ショウドウツバメ、コヨシキリ、ノビタキ、オオセグロカモメ、ウミウ
鳴き声も含みます。

昆虫

など

クヌギカレハの幼虫(毛虫)、カノコガ、オカモノアラガイ、エゾアカガエル、ニホンアマガエル

感想など

 タンチョウは今年巣立てば3回目になるそうで、マナーの悪いカメラマンからヒナを守るため見守り隊を作っているそうです。海岸のショウドウツバメの巣も波に侵食されて心配な状態でした。海浜には上記の他、イネ科とカヤツリグサ科の仲間がたくさん見られました。







     

エゾカワラナデシコ

コウボウムギ

ネイチャ-研究会inむかわタンチョウ見守り隊リ-フレットより転載

人工干潟草刈り


 

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2016年特定外来生物オオハンゴンソウ駆除

 

2016年度のオオハンゴンソウの防除を下記のとおり実施した。

1.日時:2016年6月30日(木) 午前10:00~12:30

2.場所:野幌森林公園

3.参加団体・人数:北海道森林管理局石狩地域森林ふれあい推進センター4名、北海道博物館1名、野幌森林公園自然ふれあい交          流館1名、イオン北海道株式会社3名、一般参加者12名、北海道ボランティア・レンジャー協議会8名

4.開会式:開会式では、北海道ボランティア・レンジャー協議会、石狩地域森林ふれあい推進センター、北海道博物館の各代表     より挨拶を頂いた。ついで、北海道ボランティア・レンジャー協議会事務局より、駆除作業の要領および注意点等を     説明した。

5.駆除作業:開会行事のあと駆除作業地点へ移動。防除の場所は、遊歩道沿いと昨年抜き取り作業を実施した場所の2カ所とし      、抜き取り班、運び班、根切り班に分かれて作業を実施した。抜き取り班はスズメバチ対策として、北海道森林管      理局石狩地域森林ふれあい推進センターの好意で準備して頂いた防虫網付安全へルメット着用した。

       天候に恵まれた作業であったが、27度近く上昇した気温の中で、参加者は汗だくになり黙々と作業を続けた。

     本年度の防除本数は昨年度より昨年度より多く(昨年は約30,000本)、スズメバチに刺されるなどの事故もなく、      予定通り12:30に野幌森林公園自然ふれあい交流館前庭で閉会式を行い無事終了した。

開会式の様子

抜き取り作業前の様子

抜き取り作業の様子

抜き取り後の後始末

 



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